業務用カラオケ事業やエンターテインメント事業などを展開するエクシング(名古屋市瑞穂区)は、任天堂のゲーム機「Wii U」向けカラオケサービスのシステムを応用した業務用通信カラオケシステムの一体型モデル「JOYSOUND FESTA(ジョイサウンド フェスタ)」を開発し、今月から全国の旅館やホテル、福祉施設向けに販売を開始する。
この商品は、任天堂が開発したシステムをベースにしており、音や映像のクオリティーと高い操作性を生かしながら、旅館やホテル向けに特化したオリジナルコンテンツを加えた業務用の新モデルになっている。
主な特長をみると、総楽曲数は9万曲。高品質なハイビジョン映像で、アーティスト本人が登場する「本人映像カラオケ」や手本となる歌声を収録したガイドボーカル入り楽曲もそろえた。
歌唱中に音程のずれを視覚で確認することができ、ビブラートの回数など歌声を細かく分析できる「分析採点 U」、チームに分かれて得点を競う「みんなで歌合戦」などの機能も有する。
この他、昭和の映像を集めた「懐かしのニュース映像」、体力や健康状態に合わせて体操が選べる「みんなの健康倶楽部」、頭の体操に適した「みんなのクイズ」といったコンテンツ280種類も搭載しており、今後も増やす予定。
機器は、本体をラックから外すことができ、スムーズに移動できるキャスター付きで最大350度まで回転するモニターを搭載するなど、さまざまな環境と幅広い用途に対応できる。
価格は158万円(税別)。問い合わせはエクシングTEL0120(141)224。
エクシングの「JOYSOUND FESTA」